福祉用具、選択のポイント(4)〔食事支援・自立支援用具〕。
ここでは、食事時やその他の動作を支援するための福祉用具を、いくつかご紹介します。
一般の健常者にとって使い慣れたこれらの用具も、要支援・要介護者が利用しやすいよう、独自の
細かい工夫を様々に施してあります。
また最近は、デザインに配慮したものも増えてきており、特殊な一部のものを除いたほとんどの自立
支援用具(自助具と呼ばれます)を、福祉用具販売店で購入することができます。
・食事(食事支援用具)
・スプーン・フォーク・皿・箸
握る力が弱い方のために、グリップの部分を太くしたスプーンやフォークがあります。
ただし、グリップの部分があまりに太すぎる場合には、本人にとってかえって持ちにくくなることもありますので、注意しましょう。
スプーンやフォークの柄を握ることができない方が手を入れて使用するためのホルダーがついている、ホルダー付きスプーン〔フォーク〕などもあります。
一方、皿においてもコーナー部分を利用して、食べ物を寄せてすくいやすくするように工夫が施されているものもあります。
箸については、握る部分にバネを入れて、食事の時に箸を開く場合に力をあまり使わない、持ちやすさを
工夫したものが用意されています。
・その他の自立支援用具
・はさみ
麻痺などで利き手となる右手が利用できない人が、左手で利用できる「左手用はさみ」が、用意されています。
・包丁
手の関節に痛みなどがある人が利用するため、関節を動かさないで切ることができるように、持ち手の
部分がはじめから傾斜している包丁が用意されています。
・ストッキングエイド
股関節に障害等があって、かがんで足の先に手を伸ばせない人が、この用具を利用します。
ソックスを先に用具に装着して、その後、持ち手部分を上に引っ張りあげるようにしてソックスを履くものです。
・マジックハンド
かがんで床に落ちているものを拾い上げるのが困難な人が、レバー部分を握りその操作をすることで、落ちたものを手元まで拾いあげるための用具です。
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